ジコカイジ

self-disclosure‐‐‐乳がんのこと、仕事のこと、生き方のことを書いていくchisa/千祥のブログ。

毎度、胸騒ぎの定期検診

今日は定期検診の日。我が家から1時間半の病院へ遠足気分を装って行く。装ってというのは実際は毎度毎度、検診に行く度に胸騒ぎがするからだ。クリアできると思ってはいるのだけど、まさかということもないわけではない。長距離移動の面倒くささと、まさかの可能性を考えると、腰も気分も重くする。だからこそ遠足気分で盛り上げないと。今回は血液検査と胸部エコー、最後に主治医の触診。どれも問題なし。ほっとする。

 

抗がん剤の副作用について聞かれる。足のしびれがまだあること、そして抗がん剤投与中は感じなかったけれど、最近短期記憶を忘れっぽい気がする。これがいわゆるケモブレイン?最後の投与から半年経っているのに、そんなことってありますか?と聞いてみると、晩発のものもあるということだった。とはいえ、なにか対処療法があるわけではないので、気にせず暮らせ、とのこと。まあねえ。

 

ケモブレインについては、少し調べてみよう。

 

検診の楽しみは、大好きなブーランジェリーCALVAに寄ること。前日に予約の電話を入れ、取り置きを頼んでおいたパン・ド・ロデブのショコラを取りに行った。ここ数年、あちこちで見かけるようになったロデブ。ルヴァン種を使って発酵させるハード系のパンだ。ショコラ味のものは他のお店にもあるけれど、CALVAのは別格。生地自体にショコラとカカオの風味と香りもしっかりとあって、そこにヴェローナ社のショコラがゴロゴロ入っている。このパンとピノノワールがあれば、それはもう最高に自堕落な晩さん。血液ドロドロになったって構わない。

 

というくらいほれ込んだパン・ド・ロデブのショコラを2台、そしてティエリーというこの店のシグネチャーみたいな、リンゴ種で発行させた酸っぱいパンに北海道産のバターが挟まっているサンド、デニッシュをいくつか購入した。ティエリーも罪作りなパンで、バターの量から鑑みると、血液ドロドロ間違いなし。構わないけど。

 

大量のパンを抱えて東海道線に乗り込み、うつらうつらしているうちに東京に戻る。今回も遠足気分のまま帰ってこれた。次回もそうでありますように。

 

 

 

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