ジコカイジ

self-disclosure‐‐‐乳がんのこと、仕事のこと、生き方のことを書いていくchisa/千祥のブログ。

妹の納骨場所を探して築地本願寺の合同墓説明会に行ってきた

大変革中の築地本願寺に行ってきた。

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昔は駐車場としてしか活用されていなかった広い境内が整理されて、おしゃれなカフェを併設した、インフォメーションセンターを建設した築地本願寺

 

カフェの日中は混雑しているが、夜間はひとの出入りも落ち着き、ライトアップされた本願寺を見ながらお茶すると、リラックス度の高い時間が過ごせる。夜はお酒も飲める。

 

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tsukijihongwanji-lounge.jp

 

 

いやいや、今回は和みに行ったのではない。この境内に作られた合同墓の説明会に行ったのである。築地本願寺、渾身の新プロジェクトである。

 

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https://tsukijihongwanji-lounge.jp/top/goudoubo.html

 

妹が逝って3年になる。お姉と一緒のお墓に入れてくれという彼女の遺志で、お骨は私の手元にある。

 

それから妹の納骨のため、あちこちの納骨堂を探したけれど、私も一緒に入ることを考えだすと、あーでもないこーでもないと、決めかねていた。

 

私の博士課程進学もあったし、去年2度目の乳がんになったことも、妹の納骨が遅くなってしまった理由だ。すまぬ。

 

墓を守ってくれる係累もいないから、納骨後は永代供養がよいが、毎年護持管理費がかかるところが多く、初期費用だけでなくランニングコストも合わせると、まあまあいい金額になる。

 

その割に、寺院が直接運営しているところは少ない。西本願寺系寺院に絞ると、さらに少ない。そこに昨年、この合同墓が現れたのだ。

 

基本的に、生前予約を推奨するシステムのようだ。購入後はすぐに名前が合同墓壁面に彫られる。私の場合は、妹の分と私の分を同時に購入するのがよいのだろうな。戒名ではなく俗名を使用するのもよろしい感じ。

 

私が検討している合同区画は冥加金30万円から。から、というのは価格ではない、あくまで冥加金いわゆるお布施であるという建前。法事などで読経をお願いするのはもちろん別途必要だが、最初に冥加金をおさめれば、毎年の運営費はかからない。

 

365日礼拝堂はオープンされているし、築地なら誰にでも気軽に寄ってもらえる。お花やお線香なども必要ないから、手ぶらで、銀座界隈に寄ったついでに来てもらえたらいい。

 

この立地、西本願寺が直接運営している安心感、かつ、現代の都会生活者にアジャストしたコンセプトがいい。

 

我が家の女子は、西本願寺系の女子校出身なので、馴染みが深いことも、非常にひかれる理由だ。

 

妹の納骨、そしてちぃっと早い私の終活でもある。

 

 

 

 

 

 

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