ジコカイジ

self-disclosure‐‐‐乳がんのこと、仕事のこと、生き方のことを書いていく。

謎のいやがらせとヘルプマーク

 

ヘルプマークは、都営交通局などが配布しているマーク。スイスの国旗を思わせる、赤いプラスティックに白十字とハートがデザインされているもの。

 

ヘルプマークとは、

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。

東京都福祉保健局

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html

 

私は現在、抗がん剤治療中のため、体調が芳しくないときの外出や移動はなるべく避けるようにしているが、それでも外出せねばならないときも、もちろんある。万が一のために、ヘルプマークを手に入れ、外出時にはバッグにつけている。

 

昨日のことである。

大学での授業、仕事の打ち合わせのあと、いつものように地下鉄で帰途に就いた。

込み合う時間帯にはまだ少しあるので、座席は空いていなかったが、

立っている人はまばらで、車内には余裕がある状態だった。

私はつり革につかまり、座席の前に立っていた。

 

次駅に着き、私の目の前に座っていた男性客が下車するため立ち上がったとき、

その隣に座っていた男性が私の前の空いている席へからだをずらした。

運悪く、その男性がもともと座っていた席もすぐうまった。

 

地下鉄は動き出し、さらに次駅に着いた。

私の斜め右に座っている方が下車した。すると私の目の前に座っていた男性客が、

いま空いた斜め右方向へ体をずらした。運悪く、目の前の席も他の客に座られてしまった。

さらに次駅に着いた。この男性客、今度は私の斜め左に空いた席に体をずらして、二席

分占領し、私が席に座ることを全力で阻止しているのである。

 

単に無差別的嫌がらせなのか。それともフツーに元気そうに見えるくせにヘルプマーク

をつけている私への嫌がらせなのかは不明だ。

 

私は隣の車両へ移動した。

あれだけ俊敏に体を動かしたくせに、その男性は寝たふりをしている。

 

これがヘルプマークをつけている私への嫌がらせかどうかは不明だ。

ヘルプマークがなんなのか、知らなかったかもしれない。

 

この男性客が、知っていたとして。

「ヘルプマーク」は、交通機関の中で「座らせろ!」と主張するものではない。

が、なにか「権利」(んなものはない)を主張していると思われたら不本意だ。

 

この男性客が、知っていたとして。

こういう嫌がらせをしたりする人がいるというのは、衝撃だった。

無視される分には構わない。ただ座っていてくれて構わない。

よほど体調が悪ければ、私は席を譲られることより、下車する。

その方が楽だからだ。

 

今度から「ヘルプマーク」をバッグにつけっぱなしにするのはやめようと思う。

本当にヘルプが必要なとき、バッグからこっそり出すか、電車から降りることにする。



 

 

 

 

 

 #ヘルプマーク #嫌がらせ